2013年7月15日月曜日

感情をオープンに表現すること


Jimdoブログからの転載です。シリーズものだったので、ながーいです。

幼少のころは「何考えてるかわからない」「つまらなさそう」「もっと笑えばいいのに」などと周りから言われていたような気がします。両親からよりは、親戚とか近所のおばさま方から言われた印象が強く残っています。両親にはそれほど言われたことがないような…覚えてないだけかもしれませんが、兄弟3人家族5人でよく話したり笑ったり遊んだり旅行したりした記憶があるので、私が私なりに楽しんでいたことを両親は知っていると思います。

近所のおばさま方は、愛想のない私と他の幼馴染の活発でよく笑う子とを比べて、いろいろ助言してくれたんでしょうね。実際にはそんなにひどくは言われてなかったのかもしれません、被害妄想かもしれないけど、でも記憶には残っています。もちろん今となってはめったに思い出しませんが。

私は自分の感情を表現しているつもりなんだけど!なぜ愛想がないと言われるの?どうすれば喜ばれるの?と、子供ゴコロに当時は思い悩んだものでした。感情をオープンに表現する、ということ自体の意味がよく分かりませんでした。


リーディング&チャネリングを習ったイリゼさんの今年4月のWSで、スターピープル瞑想をしたときに、私にメッセージを伝えてくれたシリウスの男性に言われたことは、「今の両親を選んで生まれてきたのは、何不自由ない環境において、自分の感情を表現するため」ということ。そしてこれを言われる前に、今私に伝えたいこととして「感情を解放するように」とも言っていました。

この話を後でイリゼさんと話した時、イリゼさんから「何不自由ない環境というのは(大きな不満や悲しみ、感激などの)感情を感じにくいのではないか」と言われて、むむ、なるほどーー!とうなったことを覚えています。感情を解放すること、感情を味わいきることを常に命題にされているのは前から感じていましたが、わざわざ自分の感情を感じにくい環境を選んで生まれていたとは、その時まで気づきませんでした。

そしてそのこと(感情を味わうこと、感情の解放)が私の今世でのチャレンジのひとつで、実は、持って生まれた数字にもしっかりと表れていたのです。


私の名前は、アルファベットを数字に置き換えると、11や1111という数字が多く出てきます(前にもこれについて書きました)。11は足すと2になるのですが(一桁ずつ足すと1+1=2)、この数字は、自分の感情を感じにくい、というか感受性が高いので、相手が何を欲しているのかよく気づき、それを叶えたいために自分の感情をないがしろにする、特に人との摩擦や衝突が非常に苦手なので、余計に自分の考えや感情をあとまわしにしがち、という特徴があります(他にも良い特徴がたくさんあります)。

さらに11の特徴は理想が高く、その理想を相手に押し付けがちなのですが、2の特徴として先ほど書いたように誰かとの争い事を避けたいので、表面的には相手に譲ったように見せておいて、心の中では「自分の考えのほうが正しいわい」と優越感を感じていたりするのです。私は最初これを習った時に、<この厄介さ、当たっているだけに耳が痛い!>と思いました。

そしてさらに私の場合、1111と連続して1が並ぶ部分があるのですが、これをスパイラル、同じ数字が3つ以上連続で並ぶとことをそう称します。この111スパイラルの特徴というのがまた、自分にとってドンピシャな内容でした。


トリニティ数秘術では、同じ数字が3つ以上連続して並んでいる状態をスパイラルというのですが、リーディングしていてよく出てくるのが111のスパイラル。これを名前で持っている日本人は(アルファベット的に)多いと思います。

この特徴は、感情的すぎる人・自分の内的感情をコントロールできずに誰彼かまわず表に出す人・感情あらわに取り乱す人などが苦手。なぜ苦手かというと、111を持つ人は、本当は強い情動を持っているにもかかわらず、人から感情的だと思われたくないので、その情動をなかったものとしてポーカーフェイスで落ち着きを取り戻そうとするし、そういった作業が得意。

でも、感じた情動が実際に消えることはないのです。
隠して抹殺したと思ったその情動、どこに現れるかというと、会社の同僚や電車の車内、スーパーの買い物客や親せき・家族・友人関係など、自分の目の前や隣り合った人がそれを持って登場します。

だから、そうした感情的な人がイヤだと思うのです。私だったらそんなことしないしできない、恥ずかしいしみっともないと思うのです。これは私が実際に感じてきたことです。自分の感情を、特にネガティブな感情をオープンにするだなんて、そんな恥ずかしいことできない、って思ってました。どれだけ人の目を気にして生きているんだ、って話です。


111スパイラルの対処法は、自分には強い情動があるという事実を受け入れて、自分自身を認めて情動を表現することで、人が同じように情動を持っていてそれを表現することを、認めて受け入れるようにすることなのです。

私は、わざわざ感情を感じにくい家族(平穏無事な家族)のもとに、(特にネガティブな)感情を人前で表すことは恥ずかしいことだと思ってしまうような数字を持って生まれてきたわけです。
そのうえで、感情をオープンに表現することを学ぶように、物心ついたころから周りのいろんな人を使って仕向けられてきました。

数秘術を習ったことで、今まで守護天使やスターピープル、ハイヤーセルフから伝えられてきた、感じてきた様々な自分の情報が、繋ぎ合わさっていくのがわかりました。

さらに私の場合、チャートに9がたくさん出てくるのですが、9がたくさんあると、家族がカオスな場合が多いのです。これは、身近な存在のカオスの中で自己変容を促されるというもの。今までその意味がピンとこなかったのですが(平穏無事な家族なので)、今回書いてきた内容で、私のこの平穏無事な家族関係が、私にとっては変容を促されるカオスだったのだとわかりました。

他に大きな変容を促されたのは義理の家族との出会いで、私にとって人生最大の悩みと苦しみを味わった2年間の経験が、本当に貴重で偉大で、非常に感謝すべき経験だったのだと今ではわかります。

9の家族関係カオスは、実・義問わず近い家族関係にあるのだと思います。長ーくなりましたが、この連載はこれでおしまい。私の人生、本当にいい経験をさせてもらっています!